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[モノポリー的]理屈で説明できない選択

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先日のモノポリーの例会では、小学4年生の男の子が大活躍でした。

1ゲーム目から参加頂き、計3ゲームを一緒に楽しませて頂いた。そして何よりも、多くの気づきをもらった。

最初のゲーム、初顔合わせだったことと、もう一人ほぼ初心者の方がいたこともあり、僕のスタンスは、まずは様子見から始まり、やっぱり少し手加減していた。

すると、どんなゲームになるかというと、極端に偏った交渉が成立し、一気にゲームの流れが傾きはじめる。

いつもの慣れた面々とやってるときは、各々のファンダメンタルズ(収益や資産内容などの基礎的要因)に基づいて、ある意味、フェアバリュー(理論的適正価格)をはじき出し、フェアバリューに従って交渉し、ゲームを進める。

しかし、無邪気な子供や慣れない初心者が加わると、そんな理屈は全く通用しない。とにかく理屈では説明しようのない行動をする。

子どもながらに「オレンジ」と「鉄道」の評価を自分なりにちゃんとしており、それが故に、オレンジを非常に少ない資金で引き受けてくれた。

ただ、小学4年生とは言え、堂々としたプレーぶりだったので、あえて手加減せず、自分の選択の結果、どうなるか?しっかり体験してもらうことにした。

彼のオレンジは、やっぱり崩壊したが、多少きわどい場面もあり、紙一重とは言わないが、見せ場はあった。ある意味、大人の理屈に子どもの直感が正しい結果になることもあり得た。

結局、彼は破産しゲームを離脱したが、自分の敗因を分析し、反省していた。2ゲーム目は違う色で先行したが、やっぱり資金不足。

そして3ゲーム目は、ガラッと考え方を変えてきた。最後は僅差の3位だった。

彼の姿から、もしかすると、僕ら大人は無意識のうちに、自分からつまらないモノポリーをしていたのかもしれないと感じた。

合理的な選択の前に、もっと感情や欲求を前に出した方が、より楽しく、有意義なのかもしれない。

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